腕が弱く疲れやすい人のストレッチ。

肩を引っ張るストレッチです。この筋肉が硬いと、肩の関節が詰まって可動域が狭いので、腕が疲れやすいです。肩甲骨が腕に引っ張られて外に移動しやすいので、疲れやすく代謝が悪くなりやすいです。立位では、股関節が緩み腰に疲れがきやすく緊張し、腰痛に繋がりやすいです。ふくらはぎが硬くなりやすいので、リンパや血液の流れが悪くなりやすいです。座位では、この肩の筋肉が硬い側には腰がひねりやすいです(右の肩なら右にひねりやすいです)が、反対にひねる際には肩の筋肉が硬い側の腰部が張り、ひねりにくく腰部に痛みもでやすいです。(右の肩なら腰を左にひねる際に右腰部に緊張や痛みがでやすいです。)そして、腕も前に伸ばしにくいです。肩が詰まっているので、内や外にひねりにくです。肘から手首の前腕も同様にひねりにくいです。肩の筋肉が硬くない側に、体を横に倒す(側屈)際に脇腹が硬く制限されます。首も同じ側に横に倒しにくいです。
行なう前に、椅子に座り姿勢を正してアゴを軽くひいて、普通に肩を回して動きを確認して下さい。次に、椅子に座り姿勢を正して軽くアゴをひいて、反対側の手を肩(鎖骨・肩甲骨)の上に置いて、軽く下へ押さえます。そして、肩を回して動きを確認して下さい。動かしにくくなる人は、そちら側の腕にこの運動を行ってみて下さい。

より効果を出す為のポイント 

椅子に座り姿勢を正して軽くアゴをひいて、足首を上に上げ足の指を曲げる。掌を上にして手首を上に曲げる。手をグーにし小指だけを伸ばし広げる。そのまま、手首を小指側に軽く曲げる。そこから、肘から先を内にひねり掌側を下にし肘も伸ばす。そして、肩から曲げて腕全体を反対側の肩の方へ持って行き腕全体を内に少しひねり、反対側の手で支える。首はアゴを軽く引いて反対側の肩の方へ軽くひねる。反対側の手で腕を引っ張る。伸びたら、伸ばしている側の手首を上に曲げて、腕全体を更に内にひねり引っ張り伸ばす。

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つま先の下に何か敷いて、足首を上に上げ足の指を曲げます。

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小指を伸ばし広げる事により、手首を小指側に曲げやすくなります。そして、手首は上に曲げます。

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腕全体を内にひねると手首は下に曲げたようになります。そして、反対側の肩の方へ。首は肩を引っ張る前に、反対側の肩の方へ向けて下さい。そうすることで肩甲骨が背骨の方により、肩を引っ張る際に一緒に引っ張られず、肩の関節を広げられます。

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このような姿勢になります。反対側の手で腕を引っ張ります。反対側の手だけではやりにくいので、反対側の腕を絡めながら引っ張ると行いやすいと思います。30秒ほど行って下さい。肩の筋肉・関節の硬さを意識して下さい。硬くないなら、行はないで下さい。緩めすぎると怪我に繋がります。

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次は上の絵のように手首を上に曲げます。すると、肩を内に少しひねりやすくなるので、先ほどより更に内にひねりながら、肩を引っ張ります。肩甲骨には手をかけず、腕だけを引っ張って下さい。先ほどより肩の奥の方と下の方の筋肉が伸びる感じがすると思います。筋肉の硬さは意識して下さい。硬くないなら行なわないように!30秒ほど行って下さい。すると、肩が緩み動かしやすくなっていると思います。硬い人は続けてみて下さい。ですが、筋肉が硬くなるのは、他の弱い筋肉をかばっている為であることが多いので、他に原因が出てきますので気をつけてください。やり過ぎないようにして下さい。

 

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