膝の曲げ伸ばしの運動です。立って行うとスクワットですね。膝の動きが悪い人は太ももの前の筋肉である大腿四頭筋が緊張してしまって膝のお皿の動きが悪くなっている事が多いので、そのあたりの改善に役立つと思います。関節自体が固まっていると効果が出にくいと思いますが・・・。動かせる範囲で行って下さい。カカトを床につけたまましゃがめない人には大事な運動です。
行う前に、膝の屈伸や膝回しで動く範囲を確認してください。膝の動きがおかしいと、同じ側の背中の下部が疲れ固まりやすく、上半身を後方にひねる際などに制限され結果として同側の肩も疲れやすくなってしまいます。膝だけおかしいって事はなく、かばって足首や股関節もおかしくなってますので、同側は全体的に背中は固まっているかもしれません。
より効果を出す為のポイント
立った状態で足の指を曲げて、重心がカカトの方にいくようにする。アゴを軽くひく。背中は丸めないように姿勢を正す。腕を前に伸ばして掌を下にして、手をグーにし手首を上に曲げる。(腕が疲れてしまう人は、腕を下して行って下さい。)そして、膝の屈伸。10回ほど。
このように、腕を下したままでも大丈夫ですが、ある程度膝を曲げていくと後ろに倒れやすくなるので、腕が疲れる人は手をグーで上に曲げたままで壁に手をついて支えながら行うと良いです。
カカトは浮かせないように!浮くようなら、浮かない所までで行ってください。
カカトに重心を乗せておかないと膝を曲げていく際に力が入らず膝が辛くなるので、そんな人は手の姿勢は行わずにカカトが浮かない位置まで膝を曲げ、そこで上の絵のように手をして、膝を伸ばしていきます。始めは膝を曲げる事より伸ばす事を意識してもらう方がよいです。足の指を曲げるとカカトに重心がいきやすくなると思いますが、無理しないように!
片手で支えながら行ってもよいです。無理なら、寝た状態で足首だけを上に曲げた状態にして、手をグーにして手首を上に曲げた状態で膝の屈伸を行ってください。
これくらいまで曲げて行うと、かなりの運動になります。
<行いにくいなら、こちらを先に。>
注意する姿勢・行動
立ちっぱなしだと身体がおかしくなりやすいです。
ヒールだと余計に上手く立てません。気を付けてください。
お腹がおかしい時は疲れやすいので無理をしないように!
頭痛の解消・改善に他の運動・ストレッチも試してみてください。
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