大きく呼吸をしてもらうと、ほとんどの人が途中で止まって吸えなくなります。吐くのも一緒です。しっかり呼吸ができるといくらでも吸えるようになります。途中で止まってしまう事がありません。吐くのも同じです。しっかり呼吸ができると、それだけ酸素を取り込めるので疲れにくくなります。呼吸が浅いと背中が硬くなり、体をひねりにくくなります。首が緊張して疲れやすくなります。肩が前に入り込みやすく腕も疲れやすくなります。股関節の可動域も多少制限されますので下半身も疲れやすいです。基礎代謝を上げるには大事になります。
行う前に、大きく吸って大きく吐いてみて下さい。途中で止まってしまう人は試してみて下さい。ただ、大きく息を吸えるようになると、背中に違和感がでてくると思います。肋骨の硬さ・ゆがみが原因です。多少は姿勢を正して大きく吸っていきことにより、肋骨と肋骨の間の筋肉が緩んでくるので解消されていきますが、痛みがでるようであれば止めて、近くで改善してもらって下さい。それが改善すると、呼吸も体ももっと楽になってくると思いますよ!
より効果を出す為のポイント
息を吸う際
足はグー、脇を締め、手をパー、掌を下にして手首を曲げて、肘を屈曲、両手の幅を軽く広げて胸を広げる。アゴを軽くひいて、アゴが上がらないように!
息を吐く際
足はパー、脇を締め、手をグー、掌を上にして手首を下に曲げて、肘を屈曲、両手の幅を軽く広げて胸を広げる。アゴを軽くひいて、アゴが上がらないように!
息を吐いていくにつれて、両手の幅を狭めて背中を丸めていくと、お腹に力が入りやすくなり更に大きく息を吐けるようになります。
手足が動かしにくいかもしれませんが、呼吸が大きくなってくると楽に動かせるようになると思います。吸ったり吐いたりを3回ほど。行なった後に、普通に深呼吸してもらうと、しやすくなっていると思います。徐々に大きく行えるようになってくると思います。
<行いにくいなら、こちらを先に。>
注意する姿勢・行動
忙し過ぎると浅くなりやすいです。
寝不足など自律神経が乱れると浅くなりやすいです。
食べ過ぎ飲み過ぎも気をつけてください。横隔膜が硬くなりやすいです。
頭痛の解消・改善に他の運動・ストレッチも試してみてください。
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