首の動きを良くする運動。

アゴを引く運動です。この筋肉が弱いと、立位では、膝が硬くなり膝下が重く力が入りにくくなります。そして、膝のお皿の上のあたりに疲れがきやすいです。次第に全身が重くなってきます。座位では、背筋に力が入りにくく姿勢を保つのが辛くなりやすいです。主に体を横に倒す動作(側屈)が制限されるために、肩を下げたままや脇を締めたままでは上半身をひねりにくくなります。なので、補うために肩が上方に上がりやすく肩こりにも繋がってきます。気候の変化時に弱くなりやすいです。
行う前に、首を動かして動く範囲を確認して下さい。上下左右と横に倒す動き(側屈)など。動かす際に、関節が引っかかるような感じがあるなら、様子を見ながら無理せず行って下さい。

より効果を出す為のポイント 

椅子に座り姿勢を正して足はグーにして地面をつかむ。肘を90度ほど曲げて掌を上にして、手をグーにして手首を上に曲げる。そのままアゴをひく運動。次に手はパーにして手首を下に曲げる。アゴを引いた状態からアゴを前に突き出すようにする運動。次に、また手をグーにして手首を上に曲げる。そして、アゴをひいて更に背中の上部も曲げるように運動。そして、アゴ・背中の上部を曲げた状態から、首を左右にひねる運動。

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足はグーにして、手もグーにして手首を曲げて下さい。

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そして、アゴをしっかりひきます。すると、首の下の方が筋肉が突っ張ると思います。アゴをひく運動を10回ほど行い首の前の筋肉に力が入ってくると、首の下部の筋肉が緩んでくると思います。硬い人は続けていくと徐々に緩んでくると思います。

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次に、手はパーにして手首を下に曲げます。

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アゴを突き出すように上を見ると、ノドのあたりの筋肉が突っ張ると思います。またアゴをひいて突き出す運動を10回ほど繰り返すとノドの筋肉の突っ張りが緩んでくると思います。この時にノドの筋肉が突っ張らず、後頭部に詰まった感じがでるようなら、こちらを先に試してみてください。
膝を安定させる運動

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そして、また手をグーにして手首を上に曲げます。始めと同じように姿勢を正した状態からアゴをしっかりひきます。すると始めよりアゴがひきやすくなっていると思いますので、背中の上部も曲げて更に曲げます。5回ほど。

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次は、アゴをひいた状態から首を左右にひねります。胸を張り肩を少し広げてもらうとよいです。上の絵のように右にひねると首の左側のスジになっている筋肉に力が入ります。10回ほど行って下さい。力が入りにくいなら、こちらを先に試してみてください。
上半身が不安定で疲れやすい人の為の運動。
首に違和感・傷みが出るようなら無理はしないで下さい。頚椎にゆがみがありますので!

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